UCIプロチームのバイク管理事情
こんにちは。
レースやイベント情報で発信できるネタがないので、今日は皆さん興味があるか分かりませんが、うちのチームのサポート体制についてお話ししたいと思う。
まずチームの所属選手は、総勢24名。
さらに一人当たり支給されるバイクはなんと約5台!(選手によって、スペシャルバイクが用意せれたりもするので、個人差あり。)
僕はスプリンターという扱いになっており、供給されているのはLOOKのエアロモデル「795 BLADE RS」
クライマーの中根選手は、軽量モデルの「785 HUEZ RS」を駆っています。
【チームの事務所、通称「サービスコース」に保管されるバイクたち】
これだけ沢山の機材を揃え、国内ツアーの比にならない遠征費、トラックやバスを揃えたりと、UCIプロチームを運営するためには、大きなスポンサーなくしては出来ないことが容易に想像できます。
因みに、自分で管理しているバイクはトレーニング用の1台で、そのほかのバイクはレースの場所によって保管場所からスタッフが随時持ってくる仕組み。
なので、選手はスーツケースのみで遠征することができます。
非常に手厚いサポートで便利な反面、シーズン中にポジションを変えたくなった時、5台すべてのポジションを統一しないといけないので、大変です。
メカニックに負担をかけるうえ、何人もいるメカニック皆と情報共有しないといけないので、不便を感じる時もあります。
だからこそ、シーズン前のチームキャンプで、しっかりベストポジションを確立させないといけないのですが、これに失敗した私は未だ迷走中。
レースのない今のうちに、ばっちり決めておきたいと思います(^^;
- 2020.04.25 Saturday
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- 20:47
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- by 岡 篤志