日本一高いバンジージャンプ飛んできた。
明日、明後日は雨予報。
なので今日はロングに行こうと思っていた。
しかしこの数週間、謎の無気力感が中々拭えず、練習では走れない日々。
一昨日のチャレンジロードで勝てたと言うことは、身体は回復しているはず。
認めたくないが、気持ちの問題がかなり大きい。
人生に意味を問う事ほど不毛なことはないが、「何のために生きているのか?」などと言う、中二病のような疑問を、良い歳こいて拗らせてしまったようだ。
朝起きてふと思った。
「バンジージャンプでもすれば何か変わるのでは」
なんでそうなる?と思われそうだが、要するに人生に刺激が欲しかったのだ。
思い立ったが吉日、調べてみると茨城県の常陸太田市に、竜神大吊橋バンジージャンプと言うのが出てきた。
しかし残念ながら予約が必要なようで、今日は練習がてら下見に行こうと思い、念のため現金持参でスタート。
茂木方面を通り、アップダウンを超え、87km程で到着。
《到着。》
受付に聞いてみると、「今なら空いているので行けますよ」と。
マジか、
心の準備が…
しかし折角ここまで来たのだ、引き下がったら負けな気がした。
同意書やら保険の登録などを済ませ、ハーネスを身体に装着して、いざ竜神大吊橋へ!
《命綱を装着》
写真では笑っているが、この時から震えが止まらなかった(笑)
この日は本当に風が強くて、寒かったからね。
僕は高いところも好きだし、危険なことに恐怖を感じない人間だ。
と、思っていたのだか、100m超えの橋から飛び降りると考えると、理屈では死なないと分かっていても、その時を前に怖じ気づく自分がいた。
《一寸先は…》
《覚悟を決める》
《5,4,3,2,1バンジー!!のかけ声で》
《なにこの中途半端なジャンプw》
飛び立った瞬間、息も出来ない程の恐怖と共に、無重力状態で時が止まったような、不思議な感覚に包まれる。
川に吸い込まれる!!!
死ぬ!
と思った瞬間、今度は身体が宙へ舞う!
からの高速スピン!!
ロープが捻れたのだろう(笑)
上下左右の感覚が分からないまま、逆さまに宙吊り(笑)
やっと落ち着いてから、指定の紐を引っ張り、体の向きを変える。
引き上げ用のロープが降りてくると、それをハーネスに装着し、ゆっくり引き上げ。
《無事生還》
かくして、僕のバンジージャンプ初体験は幕を閉じた。
正直もっと余裕だと思っていた私、終わってみれば何とも言えない達成感。
「死ぬ」という恐怖を間近に感じ、心底「生きたい」と言う感情が込み上げた。
腐った根性が叩き直された気分です。
小さな悩みも、この興奮の前では忘れ去られる。
今日の出費、
バンジージャンプ代:16000円
写真代:4000円
合計2万円(笑)
まぁ、安いものだ。
そんなわけで、元気になった私です。
《良い練習にもなりました》
- 2019.04.10 Wednesday
- 日常
- 00:46
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- by 岡 篤志